木育活動記録 その11:ウッド・トーンチャイムづくり

2025年2月には、北海道音更町でのイベント「木育おとふけ」にて、ウッド・トーンチャイムづくりを行いました。17名の親子にご参加いただきました。

今回新たに開発した「ウッド・ドーンチャイム」は、ドレミファソラの6音を鳴らすことができ、簡単なメロディーを演奏できる楽器です。

材料には、身近な杉やホオノキ、ウォルナット等に加え、楽器の材料としてよく使われるスプルースを使用しています。

正しい音程が得られるように、決められた長さに慎重に切り揃え、組み立てて作ります。(見た目は箱型ウッドブロックと同じですが、音程の有無が違いです)

ウッド・トーンチャイム(6音)

この日は、出来上がった楽器で「きらきら星」や「聖者の行進」を演奏しました。

20250222北海道新聞 にも掲載されました。

今後は音域を拡大し、「ドレミファソラシド」の8音が演奏できるウッド・トーンチャイムの開発を目指します!

 

木育活動記録 その⑩:子どもと森の音楽会2025

2025年1月に、帯広大谷短期大学附属音更大谷幼稚園にて、恒例となった「子どもと森の音楽会」を開催させていただきました!

今回は年中児さんを対象に、道産材で箱型ウッドブロックを制作しました。

数十種類の樹種の中から好きな木材を選んで、組み立てます。

箱型ウッドブロック

演奏会では、初の試みとして、即興ミュージカル「大きなかぶ」を上演。子ども達は、出来上がった箱型ウッドブロックを使って、楽しそうに演奏に参加してくれました。

今回もNHK「ぐるっと道東」で取り上げていただいた他、十勝毎日新聞にも掲載されました。

十勝毎日新聞電子板 2025.1.25

 

木育活動記録 その⑧:外語祭に参加しました

2024年11月には、東京外国語大学内にあるPAL国際保育園@東京外大様にて、「木で楽器を作ろう」ブースに出展しました。

当日は行列ができるほど多くの方にご参加いただき、北海道の木を使ってウッドブロックとウッドシェイカーを制作しました。

ありがとうございました!

イベントフライヤー
ブースの様子

 

木育活動記録 その⑦木育と子育て支援〜木の椅子づくり

2024年11月には、白鴎大学教育科学研究所主催で、教育学部3年生有志を対象に、幼児向け椅子づくりワークショップを開催しました。

楽器端材を使って、楔を打ったり、木を磨いたりしながら、各自真剣に制作に取り組み、可愛い椅子が出来上がりました。

真剣に取り組んでいます

出来上がった椅子は、はくおう幼稚園に寄贈し、ご活用いただくこととなりました。

出来上がった椅子

椅子づくりの様子は、本学HPにも掲載されました。

https://hakuoh.jp/news/977

 

木育活動記録 その⑥:絵本フェスタ参加

2024年9月には、栃木県小山市で開催された「絵本フェスタ」に参加しました。

木育×音楽ゼミ3年生は、「木の楽器・バードコールづくり」のブースで大活躍!

普段のゼミ活動で学んだ知識や技術を活かして、子ども達と木育を通した交流を楽しみました。

バードコールづくり

 

木の楽器(シェーカー)づくり

 

絵本フェスタの様子は、白鴎大学HPにも掲載されました

https://hakuoh.jp/news/934

木育活動記録 その⑤:ゼミ課題研究旅行in北海道

ゼミ生から「北海道に行きたい!」との希望があり、ゼミ課題研究旅行として、2024年9月に北海道(札幌・白老・苫小牧)に行ってきました。

苫小牧で開催されたイベント「木育広場〜木のおもちゃの森」では、学生が「カホンづくりワークショップ」にアシスタントとして参加させていただきました。

2時間でカホン制作と、屋外での演奏体験を行い、木育の本場である北海道で貴重な体験となりました!

カホンづくりWSの様子
演奏終了後に記念撮影

木育活動記録 その④:学会発表(2024年)

全国大学音楽教育学会 関東地区学会において、「木育と音楽を融合した教育実践に関する事例について」というテーマで口頭発表を行いました。

大学ゼミでの教育内容や、子どもと森の音楽会の実践の様子、木育×音楽の今後の展望等をお話しさせていただきました。

口頭発表のみならず、発表内容に関連した演奏も行いました。

この日はシベリウス作曲の通称『樹の組曲』より、「ななかまどの花咲く頃」「白樺」「スプルース」の3曲を演奏しました。

木育活動記録 その③:子どもと森の音楽会2024

「木育×音楽プロジェクト」発足のきっかけとなった「子どもと森の音楽会」は毎年継続しています。

2024年2月には、帯広大谷短期大学附属音更大谷幼稚園の年長児を対象に、開催させていただきました。

十勝の木でシェーカーを作ったり、短大生がピアノ端材で作ったカホンを一緒に鳴らしたりと、盛りだくさんの内容でお届けしました。

 

そして、当日の様子をNHK「ぐるっと道東」や、北海道新聞さん等メディアにも取り上げていただけました。

励みになりました!

 

木育活動記録 その②:栃木フィールド編(2023年)

2023年4月より、白鴎大学教育学部に所属が変わりました。

こちらでは、保育者・小学校教員養成での音楽表現関係科目を担当しています。

白鴎大学初年度の主な活動記録です。

(1)木育×音楽ゼミ始動

教育学部所属の4人の学生を迎え、「木育×音楽」の取り組みを研究するゼミを開始しました。

11月には、ヤマハ株式会社「おとの森プロジェクト」メンバーの海外様、松本様を講師にお招きし、講義とカスタネットづくりのワークショップを開催しました。

講義「おとの森活動について」

 

カスタネットづくりWS

 

楽器端材を使って、個性豊かなカスタネットのできあがり🎵

 

 

(2)木育楽器「カホン」制作

帯広大谷短期大学の髙橋由紀雄先生を講師にお招きし、ピアノの響板の端材を使ってカホンを制作しました。響板を材料にしているからか、とても響きの良い楽器として仕上がりました。

カホン制作の様子
出来上がり!