「木育」という言葉が生まれて10年ほど経ちましたが、未だその認知度は高いとはいえません。そこで、小さな子どもから大人まで幅広く、国や地域を問わず愛される「音楽」とコラボレーションさせることで、「木育」の普及に繋がるのではないかと考えました。
「子どもの森の音楽会」活動内容 :
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間伐材で楽器を作ります。
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作った楽器で演奏の練習をします。
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プロの音楽家と一緒に演奏会をします。
期待される成果:
【木育の観点から】
- 木のぬくもりに触れ、木の良さを知るきっかけとなる「木育」の周知と普及に役立ちます。
- 地域の特産品の木材を活用することで、子どもが地域社会の自然や特性等をを知ることができます。
- 間伐材を利用することにより、資源を有効活用しながら、新たな価値を作り出せます。
【音楽の観点から】
- 自分が作った楽器を実際に演奏することで、音に対する感性を磨くことができます。
- 音で表現することを通して「言葉以外で伝える方法」を知ることができます。
【総合的な観点から】
- 地域の生産者が、アート活動に材料を提供することにより、地域の産業と芸術を結びつけるきっかけとなります。
- ものを創る喜びと、生の音楽に触れることで、子どもの五感の発達を促します。
- 地域の産業が、子どもの芸術や自然に対する感受性を育む活動に繋がることで、「地域社会で子どもを育てる」意識が高まります。